(左から)日本女子大学/藤下英梨花さん、CROOZ株式会社/楠木亜矢子さん、明治大学/下田奈々さん
TPCでは企業と学生の理解を深める為、参加学生による企業インタビューを実施します。 第1回目はソーシャルゲームからネット通販まで幅広くインターネットサービスを提供するエンターテインメント企業、CROOZ株式会社の人事担当の方に直撃インタビューしました。

-----------下田:事業内容について教えてください。

楠木: ソーシャルゲームが事業の柱となっていて、SAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)としては国内トップレベルの売上規模を誇り、サンフランシスコ、シンガポール、韓国をはじめ海外でも幅広く展開しています。他にも、レディースからメンズまで、幅広いジャンルのファストブランドアイテムがまとめて買える唯一のショッピングサイト「SHOPLIST.com by CROOZ」を運営しています。

-----------下田:代表的なソーシャルゲームタイトルを教えてください。

楠木: 代表的なものは、「神魔×継承!ラグナブレイク」「アヴァロンの騎士」「HUNTER×HUNTERバトルコレクション」です。

-----------下田:「アヴァロンの騎士」知ってます!

楠木: テレビCMで知ってくれたのかな?是非遊んでみてくださいね。
http://crooz.co.jp/product/?p=avalon

-----------下田:仕事の魅力や、やりがいについて教えてください。

楠木:  私たちは「〝オモシロカッコイイ″をツクル」を夢に掲げています。具体的にいうと「これ僕が作ったんだよ。オモシロカッコイイでしょ」と自分の家族や友人に誇りを持って伝えられるようなプロダクトをツクルということです。そのために、日々どうやったらユーザーに楽しんでもらえるか、どうやったら新しい体験を与えられるかを考えています。そのためには、私達自身がワクワクしないとダメだと考えています。そのワクワクが、私達にとってのやりがいにつながっています。

また、この業界はとても変化が激しく、日々新しいことをやっていかないといけないので、毎日同じようなことを繰り返すという感覚が全くないんです。だからこそ毎日新鮮だし、スピードにもついていかなければいけないので、とても負荷はかかるんだけど、その分、自分の成長が目に見えてわかると思います。新卒だからとか女性だからといって特別扱いは一切なく、幅広い業務をどんどん任せていきます。

-----------下田:さっきさっそく会社に入ってくるときにエントランスがすごくてワクワクしました!

楠木: 陸海空をかけめぐる海賊船をテーマにオフィスを作っています。 「『プロダクトのツクリ場』として最も適したオフィス」をコンセプトにしています。 良いプロダクトをツクルためには、社員が気持ちよく働ける環境をツクルこと。新しい発想が出やすい環境をツクルこと。それから、五感を刺激するようなエンターテイメントな環境をツクルこと。そのような、場所を作ることで、脳が活性化され、新しいアイディアが生まれる、ということを狙い、徹底的に「『プロダクトのツクリ場』として最も適したオフィス」にこだわった結果が、この新オフィスです。もちろん、ご来社頂いた方にも楽しんでいただきたいですしね。

-----------下田:入社してからどういうところが成長したと思われますか?

楠木: 新卒で入社して間もない頃に、人事に異動して採用の運営や内容まで自分で考えていました。明確には言いづらいですが、中途で入社した社員がよく言ってくれるのはCROOZの新卒は責任感がすごいししっかりしている。ここまで考えられるなんて、自分の新卒時代と比べて違うと言ってくれます。入社歴や男女など関係ないので、「新卒だからこれくらいしかできないでしょ?」という考えがないので、責任の幅が大きいことと、やらせてもらえる範囲が広いことが一番かもしれません。

-----------下田:一歩先へ進んだところから始まるということですね。

楠木: そうですね。「立場が人をツクル」「失敗作すらツクレない人には何もツクリ出せない。」という文化なので、その環境がとてもありがたいなと思います。

-----------藤下:女性の仕事について質問させてください。社員の方の女性比率と平均年齢を教えてください。

楠木: 8:2で男性が多いです。なぜ男性が多いかというと、エンジニアの人が多いんですね。エンジニアは市場的にも女性より男性のほうが多いので、CROOZが女性より男性を採用しようと思っているわけではなく、純粋に求める職種を採用していったところ8:2で男性が多くなった感じですね。でも、オフィスを見渡してもらえばわかるのですが、男性が多いのは気にならないですよ。平均年齢は29歳です。

-----------藤下&下田:若い!

楠木: 2人のほうが若いでしょ(笑)

-----------藤下:でも平均で29歳は若い印象です。やはり若い方が活躍されているのですか?

楠木: そうですね。若い人が活躍していますね。TPCでも女性の社会進出を応援されていると思いますが、CROOZでは性別や年齢を特に重視しません。もしかしたらそれが、男女比率や平均年齢に出ているかもしれません。

-----------藤下:年齢が若くても仕事を任せてもらえるチャンスが沢山あるってことなんですね。

楠木: そうですね。新卒入社3年で役員になった人もいますし、勤続年数も関係ないんですよね。チャンスは平等にあるので、そのチャンスをどうするかは自分次第ですね。

-----------下田:大学生の私たちにとっても近い将来のことですよね。

楠木: あっという間だと思いますよ。変化が激しい業界にいくとなおさらですね。いつの間にかすごい大きなことを任されていた、ということもあるかもしれませんよ。

-----------藤下:女性が特に活躍されている部署やお仕事はありますか?

楠木: 女性が多い部署で言うと「SHOLIST.com byCROOZ」というショッピングサイトの部署や、後はデザイナーやイラストレーターに女性が多いです。

-----------藤下:女性の社会進出や女性起業家が増えているといわれておりますが、働く女性をサポートする制度があれば教えてください。

楠木: 一般の会社にある制度はCROOZにも当たり前にありますが、ただ女性には出産があるのでそこをサポートしたいということで「ママサポ」という制度を設けています。どういう制度かというと、もちろん出産後の復帰をサポートすることと、子供が4歳になるまで、年に30万、4年間で合計120万をサポート費用として進呈しています。

-----------藤下:女性には嬉しい制度ですね。

楠木: 最近、めでたいことが続いていて、出産をする社員が増えているので、これからこのような制度はどんどん増えていくと思います。必要になったら制度を作るという感覚が強く、いらなくなった制度は廃止するという考えなので、お二人が来年遊びにきてくれたら違う制度になっている可能性もあるかもしれませんね。

-----------藤下:それも嬉しいですよね。

楠木: 最近はパパになる人も増えているので、家族という視点で新しい制度や仕組みを作りたいと思っています。家族の働いている姿って見てみたいと思うじゃないですか。パパはどんなところで働いているんだろうとか、娘がどんなところで働いているんだろうとか、気になると思うので、そういう家族に向けた制度とかいいなと考え中です。

-----------藤下:女性社員の仕事力で感心するところや素敵だなと思うところはどんなところですか?

楠木: 細かいところに自然に気が付くのは女性だと思いますね。本当に些細なところなんです。例えば、「あっペン忘れた」と思っていたら、何も言わずすっとペンを渡してくれるとか、やろうとしているわけではなく、自然と動ける、きめ細かいところは女性の方が仕事に出ているかもしれません。細かい数字を見るのが得意な人が多かったり、女性の感覚でなんとなく見たときのデザインの不自然さに気付くのも女性のほうが得意ですね。あとは女性のほうがズバズバ言えたりするかもしれません(笑)そういう厳しいところも良いかもしれません。女性強しってかんじですね。

-----------下田:私達は大学3年生でこれから就職活動を始めるということもあり、エントリーシートや面接で重視するポイントがあったら教えてください。

楠木: ポイントはいかに就職活動用のマニュアル本を鵜呑みにしすぎないことだと思います。人事は何百人や何千人と会います。攻略本通りの答えが聞きたいのではないですし、そういう方を採用したいわけではありません。一緒に働く仲間として、色々な価値観を聞いて、一緒に気持ちよく働けるか、どんな活躍ができるかを知りたくてお話するので、そのときにマニュアル本通りだと話している学生さんも苦しいだろうな、と思うんですよね。アドバイスを送るとしたら、全く知らない職種もあると思うので、まずは色々なことを自分の目で見ることが大切だと思います。その会社が大切にしているもの、夢やビジョン、文化はその会社ごとに違います。だからそれは実際自分で足を運んでみて、自分の目でみることが大事です。そこでいいなと思ったら純粋に入りたいという意識になるので、自分の意志を伝えるようになり、結果としてガチガチのマニュアル本通りにならないと思うんですよね。だけど、会社がよくわからなくて、マニュアル本通りに、ここでこう言わないと面接に落とされるかもしれないと考えている人は、何がしたいか伝わってこないんです。内定をもらうことがゴールではないですよね。そこを履き違わなければ、面接でもエントリーシートでも自分をアピールする手段は何でも良いと思うんでよね。
もちろん最低限の敬意や礼儀は必要ですが、うまく取り入ろうとするのではなく、自分の素直な想いを伝えるほうがいいと思います。その上で、伝え方を勉強するときに何かを参考にするのはいいと思いますよ。

-----------下田:すごい身に染みます。
-----------藤下:頑張りたいです。

楠木: まだこれからですからね。とりあえず色々な所を見てみるのがいいと思います。ネットで情報収集して事前準備するのはいいと思いますが、ホームページを見るのと、こうやって実際に来るのと印象が変わりますよね。だから自分の足を使って、自分自身の目で見てそれを信じたほうがいいと思います。

-----------下田:御社が求める人物像を教えてください。

楠木: 〝オモシロカッコイイ″をツクルという夢に共感してくれることが大前提にあります。具体的にどんな人かというと、「オモシロイ、大好き、大好き」とのめり込んでしまうオタク度が重要です。それはなんの分野でもいいと思います。プログラミング、デザイン、エンターテインメント等、切り口はなんでもいいので、追求力のある何かのオタクになれる人が来て欲しいと思います。追求しているうちに能力は開花しますし、後押しする環境は整えています。それを最大限引き出すため、全ての源である “カロリー”を特に買いたいですね。

-----------下田:最後に私達も参加しているTPCですが、TPCの参加学生に応援メッセージをお願いします。

楠木: 今、色々な企画案を出したり、企画内容を練っているところかと思いますが、まずは「コレすごい良いんだ!」と自分たち自身で自信を持って言えることがとても大切だと思います。そして、良いものを作る為に、時に言い合いになったとしてもいいので、妥協はせずに練りに練りまくって、12月1日、自信をもって発表できる姿を見せていただければと思っております。頑張ってください。楽しみにしています。
インタビュー後、素敵なオフィスを見学させていただきました。
光と音が融合した、通称“ワープゾーンや、完成したばかりの草原エリアは、さすがエンターテインメント企業!
学生インタビュアーの2人は、初めて見るオフィスに終始、興奮気味でした!

オフィスも素敵で、社員さんの事をすごく考えているCROOZさん!働く女性をしっかりサポートする制度も整っているので、女性にも嬉しい!今回のインタビューでCROOZさんへの理解がより深まり、何より今後の就活「頑張ろう!」って気持ちになれました。


CROOZさんが私たちでも知っているインターネットサービスを作っている会社だったなんて、びっくりしました!このようなワクワクさせてくれるものを作れるのも、やる気を出させてくれる素敵な環境(オフィス)に秘密があったんですね!今回の取材で自分を見つめ直す、とてもいい機会となりました。